日本大学文理学部 | カリキュラム

 

カリキュラム

文理学部のカリキュラムの特徴

 文理融合の大学教育が盛んになり、教養教育の見直しが進んでいる。「リベラルアーツ」という言葉でイメージアップをはかる大学も存在する。ここでは、まず、一般的な一般教養教育・リベラルアーツの大学と、文理学部における文理融合教育の違いを述べる。

 現実世界は文系・理系といった学問分類で切り取りやすいかたちにはできていない。社会に有為な人材を輩出する責務をもつ大学において学問の垣根を超えた文理融合の教育が重要であることは共通して認識されるところである。日本大学文理学部は、その歴史が証明するように、最も古い文理融合学部であり、伝統のある「文理学部」という名称を使い続けている唯一の学部である。そのため新しいリベラルアーツを教育する大学とはカリキュラムの上で大きな違いが存在する。

 多くの文理融合学部では、大きな括りで受験生を集め、入学してから徐々に専門性を高めていくという教育スタイルをとる。このスタイルは、やりたいことが決まっていない段階の高校生にとっては大学入学後に時間をかけて専門分野を定められるというメリットがある。しかしそれは、専門分野の学修を始める時期が遅くなり、高度な専門性を得ることが困難になるという点でデメリットにもなる。

 一方、本学は、人文系・社会系・理学系18学科のそれぞれに学科別に入学定員があり、大学入学時に専門分野が決定している文理融合教育である。もちろん、各学科のカリキュラムの中にさらなる専門性の分化がある場合もあるが、大きな学問分類の括りとして学科が入学時に決まっており、その専門性を追求しながら、他の専門分野も同時に学ぶことができる特徴がある。特定の学科に所属しても他学科の講義を自由に履修することが可能であり、高度な専門性を得ながら、幅広い文理融合の学問を修めることができる点が、日本大学文理学部カリキュラムの最大の特徴である。

 もちろん、大学入学時に専門を決めなければならないことがデメリットとなる場合もある。例えば入学後に勉学を進めていくなかで別の分野に専門を変えたくなる場合もあるであろう。そのような学生に対しては、転科制度を整えている。一定の条件を満たせば、学科の変更が可能であり、それまで履修した科目の単位が転科先の学科の単位として一部認められる制度である。詳しくは各学科・教務課にお問い合わせいただきたい。

 最後に、文理学部のカリキュラムのもう一つの特徴であるコース科目について述べたい。卒業の単位として必要な総合教育科目・外国語教育科目・基礎教育科目・学科専門科目の分類以外に、主に資格取得を目的としたコース科目(教職コース・司書コース・司書教諭コース・学芸員コース・社会教育主事コース)を設けている。各コースについては、それぞれのページを参照して頂きたい。

 人文系・社会系・理学系の様々な学問が1つの学部に集結し、専門・専門外を問わず、どんな興味・関心にも応えられるよう多数の科目が用意されている。それが文理学部のカリキュラムの特徴である。