【学生及び保護者の皆様へ】令和3年度前学期授業の基本方針について(学部長メッセージ)

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【学生及び保護者の皆様へ】令和3年度前学期授業の基本方針について(学部長メッセージ)

2021.01.30

令和3年度前学期授業の基本方針について

 文理学部長 紅野謙介 

 後学期の授業期間が終わり、年度末が近づいてきました。
 在学生のみなさんは、成績も気がかりでしょうが、それ以上に新年度の授業がどのような形態になるのか、心配されていることと思います。学部執行部や学務委員会と教務課で慎重に検討した結果がまとまったので、みなさんにお知らせいたします。詳細はページ下部のリンクをご覧いただきますが、重要な点は以下の2つです。

 ・前学期の授業は原則として遠隔授業を中心とします。
 ・一部の授業では対面授業を行い、その数を増やしていくことを目指します。

 この間、二度目の緊急事態宣言が11の都府県に発出され、さまざまな制限が課されるようになりました。しかし、それでも東京都では1000人から2000人を超える新型コロナウイルス陽性の感染者が出ています。25日には久しぶりに600人台まで下がり、かすかな希望を与えましたが、それも不要不急の外出・移動の自粛、飲食店の営業時間短縮などの強硬な措置をしてようやく下げることができたという状況です。仮に緊急事態宣言が解除されたとしても、状態が改善される見通しはありません。ワクチン接種についてもまだ開始されておらず、効果のほども分かりませんし、一般に普及するには相当な時間がかかることを覚悟しなければなりません。
 したがって、いまの現状をもとに判断せざるを得ません。この一年ほど、希望的観測に基づいた判断は、次々と裏切られてきましたから、最悪、厳しい状況が継続することを念頭において方針を決定し、改善され次第、緩和していく選択をする必要があります。
 12月以降、学部在学生からも、毎週、数例の陽性者報告があがってきています。そのほとんどは、寮生活や家庭内、アルバイト先、友人との会食がきっかけとなっています。キャンパス内の感染はまだありませんが、確実に新型コロナウイルスはみなさんの側に近づいてきていることを認識させられています。全面的に対面授業になれば、教室内やサークル活動での感染もありうるわけです。
 陽性となった学生も無症状から軽症が多く、無事に回復したとのことですが、報道によれば、若い世代で無症状であっても後遺症があるケースが散見されています。なかには嗅覚・味覚障害、呼吸苦、倦怠感、咳、睡眠障害、脱毛など、深刻な問題も見られます。こうしたことを考慮すると、学生諸君も決して油断はできないのです。
 文理学部ではこの一年間の経験を通して、遠隔授業についての技術や方法など、さまざまな経験を重ね、授業形態の長所や短所を確認してきました。その蓄積に基づいて、遠隔授業でも十分に教育効果をあげ、みなさんの学びを支えていく態勢が整ったと自負しています。実験・実習や卒論指導やゼミなど、対面授業の欠かせない授業は感染予防しながら、慎重に進めていきますし、その数を確実に増やしていくつもりです。
 もちろん、学生のみなさんが相互に雑談したり、議論したりする機会は絶対に必要です。そのためのツールや行事は学部からも積極的に呼びかけ、提供していく予定です。対面の時間を一気に増やすことはできませんが、デジタル空間のなかで学生同士が、学生と教職員が自由に話し合い、新たな企画やプロジェクトを実現すべく協働していく場所を確保していきます。このような方針で臨むつもりですので、新たな学びのスタイルに向けて準備と用意をお願いいたします。



令和3年度前学期授業の基本方針の詳細に関しては,以下のリンクを確認してください。
令和3年度前学期授業の基本方針(在学生向け)

 

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