|
東葉高速鉄道株式会社 高橋俊介さん |
|
高校生の頃から旅行が好きで、列車を乗り継いでよく色々なところへと出かけていました。一人で夜行列車に乗り、秋田の祖母の家まで遊びに行ったこともあります。未知の場所を体験してみたいという思いが一倍強いんでしょうね。地理学科を選んだのも、見知らぬ土地を研究する面白さに惹かれたから。両親は法学部などを勧めていましたが、興味のない分野の勉強をするのはどうしても嫌で、反対を押し切って進学したんです。 |
|
|
大学の調査活動では、さまざまな場所を訪れました。大島、山梨、宮崎、静岡、熊本……ポルトガルまで足を伸ばしたこともあります。同じ目的をもった仲間と初めての土地を訪れ、新しい発見をする喜びは格別でした。様々な場所に足を伸ばすうちに、将来は旅の楽しさをより多くの人に味わってもらうために旅行業界で働きたいとも感じるように。でも、ある私鉄でアルバイトを経験したことで、将来の目標にさらに新しい選択肢が加わることになったんです。
アルバイトは駅の係員。勤務することになった駅は、他社線との接続があるため、安さや早さなど自社の優位性を訴えるPR活動がとても盛んでした。鉄道会社もサービス業。利用者の多様なニーズに応えなければ生き残れないという厳しい現実を、そのとき目の当たりにしたんです。と同時に、新しいサービスを生み出すことで事業を発展させられる鉄道の仕事の奥深さにも気づかされましたね。鉄道が、大好きな旅に関わる存在であることも魅力的でした。この業界で自分の力を試してみたい。就職活動は、鉄道業界を中心に進めようと決意しました。 |
|
鉄道業界は人気が高い割に採用が少ないため、活動を絞るのは "賭け"のようなものでした。でも、働くなら自分の好きな分野で働いてみたいという強い思いが合格を引き寄せたのでしょうか、4年生の10月に、現在務めている東葉高速鉄道から内定をいただくことができたんです。 当社は設立から間もないため、沿線の開発もまだまだ発展途上の段階。だからこそ、住民の方々と一緒に街を作り上げていく喜びがあります。そしていつの日にか、「この町に住んでよかった」という沿線の方の声を、この耳で聞いてみたい。お客様に喜んでいただくための"仕掛け"をどんどん発信して、いつか夢を現実にしたいと思っています。 |
|
|
|
|