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住友製薬株式会社 門間俊博さん

私の「学ぶ意欲」を満たしてくれる仕事がMRでした。この分野なら日本一と認められるような専門家をめざします。

私はいま、住友製薬でMR(Medical Representative)をつとめています。MRとは、病院の先生方に医薬品の情報を提供する仕事。実は就職活動を始めるまで、このMRという仕事の存在を知りませんでした。もともと私は小さい頃から、理科、特に物理が好きで、将来は物理の教師になろうと思っていました。日大の文理学部を選んだのも、教員養成に強い学部だと聞いたからです。

学生時代は、研究活動に、サークル活動に、充実した毎日を過ごしました。研究のテーマとして選んだのは、ライフサイエンス。斎藤先生の研究室に所属し、「脳」について研究しました。学習機能をつかさどる「海馬」という脳の部位の働きを解明しようと、実験に打ち込みました。一方、サークル活動では水泳のサークルに所属。ここでは地域の小学生への水泳指導にも力を入れ、合宿などで子どもたちと大いにふれあいました。それも学生時代のいい思い出です。文理学部は、文系理系両方の学科がいっしょになっていますから、同じキャンパスの中にいろんな個性をもった人がいます。だからサークルでもいろんな友達にめぐりあえて面白かったですね。また、ここでは理系の学部でも、文系の科目を自由に学べる。そうした幅の広さが文理学部の魅力だと思います。

進路を変更したのは、4年生になってから。教員採用試験を目指す一方、企業への就職活動にも並行して取り組みました。世の中にはどんな仕事があるのか、視野を広げておきたいと思ったからです。そこで出会ったのが、MRという仕事でした。最初は、単に医薬品を売る営業の仕事かなと思っていたのですが、詳しく調べるととても興味をそそられる内容でした。まず、お客様が二重になっている。仕事で接するのは病院の先生方ですが、その薬を使うのは患者さん。患者さんの生命に関わるものですから、ただ売ればいいというものではない。先生方と医薬について対等に話をするためには、こちらも論文等を読んで専門的な知識を身につけなければならない。もともと私は、知識欲というか、何かを知りたい、学びたいという気持ちが強いほう。MRなら、常に何かを学び、それをやりがいのある仕事に繋げていける。私の性格にあっていると思い、この仕事に挑戦しようと決めたのです。

現在は、住友製薬の京都支店に所属し、京都府南部の開業医を担当しています。まだまだ駆け出しですが、これからさらに経験を重ねて、『このテーマなら門間に聞け』とあらゆる先生方から信頼されて、この分野なら日本一だと認められるような、そんなMRになることがいまの私の目標です。

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門間俊博さん
2003年、文理学部応用物理学科を卒業。
住友製薬株式会社に就職し、
現在は京都支店 京都医薬第二課に勤務。
京都府南部の開業医約350軒を担当し、MRとして活躍中。