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ジュエリーツツミ(株式会社ツツミ) 栗原由香里さん

「哲学」から入った私の興味は、ある先生のおかげで大きく広がりました。学生生活もとても豊かなものになりました。

私は哲学科の出身です。もともと人間の「内面」に興味があって、倫理の授業とか好きでした。大学でもこうした方面を学びたいと考え、哲学科を志望したのです。日大の文理学科はあらゆる学科の授業が受講できると聞き、哲学のほかに心理学などにも関心を持っていましたので、いろいろなことが学べそうだと選びました。

文理学部の哲学科は、哲学だけではなく倫理学や宗教学もあわせて学ぶことができます。いろいろな科目に触れるなかで、特に興味を覚えたのが小林先生の「宗教学」。ゼミも小林先生のもとで学びました。それまで「宗教」なんて私には縁のない世界に思っていたのですが、小林先生の授業は宗教を通した「地域社会学」。教会や神社、お寺などが、その地域にどう関わっているのかを調査、研究していくことがテーマなのです。ゼミでは「フィールドワーク」が主体。実際に教会や神社などに足を運び、牧師さんや神主さんにインタビューして、自分なりに考えをまとめていく。その作業が面白かったですね。

卒業論文も、宗教文化が地域に及ぼす影響について研究しました。ゼミのフィールドワークで何度か足を運び、すっかりなじみになった秩父市の宮側町を舞台に、そこに暮らす女性の方々の帰属意識を調査。夏の町のお祭りの時、宮川町の婦人会にお願いして、私もその一員としてお祭りの準備をしたり、みなさんと一緒に働かせてもらいました。お祭りの夜には、お酒の席でみなさんと一緒に盛り上がったり……この活動を通していろいろな方と知り合うことができて、自分自身の世界も広がって、本当にいい経験をしたと思っています。一生懸命取り組んだことが認められて、学科内で「優等賞」もいただきました。

小林先生には、就職活動でもいろいろとお世話になりました。早くから活動しなさいとアドバイスをいただいたり、自己PRの書き方などを教えていただいたり。就職にあたっては、私自身が興味を持てる仕事がしたいという思いもあって、宝飾業界を志望。そのうちの一社がこちらのジュエリーツツミでした。総合職として採用され、現在は板橋区の大山店で販売の仕事をつとめています。入社したばかりでまだまだ宝飾についての知識も浅く、勉強の毎日ですが、人と接する仕事は刺激があってやはり楽しいですね。たくさんのお客様とのふれ合いを通じて、自分をもっと成長させて、将来は店長クラスまでキャリアアップできたら……それがいまの私の目標です。

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栗原由香里さん
2004年、文理学部哲学科を卒業。
在学時代は小林紀由先生のゼミに参加し、
地域文化のフィールドワークに熱心に取り組む。
現在はジュエリーツツミ(株式会社ツツミ)に就職し
大山店(東京都板橋区)で宝飾品の販売を担当。