文理学部の哲学科は、哲学だけではなく倫理学や宗教学もあわせて学ぶことができます。いろいろな科目に触れるなかで、特に興味を覚えたのが小林先生の「宗教学」。ゼミも小林先生のもとで学びました。それまで「宗教」なんて私には縁のない世界に思っていたのですが、小林先生の授業は宗教を通した「地域社会学」。教会や神社、お寺などが、その地域にどう関わっているのかを調査、研究していくことがテーマなのです。ゼミでは「フィールドワーク」が主体。実際に教会や神社などに足を運び、牧師さんや神主さんにインタビューして、自分なりに考えをまとめていく。その作業が面白かったですね。
卒業論文も、宗教文化が地域に及ぼす影響について研究しました。ゼミのフィールドワークで何度か足を運び、すっかりなじみになった秩父市の宮側町を舞台に、そこに暮らす女性の方々の帰属意識を調査。夏の町のお祭りの時、宮川町の婦人会にお願いして、私もその一員としてお祭りの準備をしたり、みなさんと一緒に働かせてもらいました。お祭りの夜には、お酒の席でみなさんと一緒に盛り上がったり……この活動を通していろいろな方と知り合うことができて、自分自身の世界も広がって、本当にいい経験をしたと思っています。一生懸命取り組んだことが認められて、学科内で「優等賞」もいただきました。
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