TOP研究組織図の概要 < 無機物性グループ:滝沢武男
無機物性グループ
 
滝沢 武男 (Takeo TAKIZAWA)
日本大学文理学部物理学科 教授

・プロジェクト中で担当するテーマ
(1)希土類元素添加アルカリ土類チオガレート蛍光体の発光特性の研究
(2)上記化合物を利用した量子切断による赤外発光の研究
(3)上記化合物における希土類イオン添加サイトのEPRによる研究

研究室HP:http://w3p.phys.chs.nihon-u.ac.jp/~takizawa/

研究紹介
 遷移金属あるいは希土類イオンを光学バンドギャップの大きな結晶中にドープするとdあるいはf電子準位による発光が生じます。このうちf準位による発光は、母体の影響を受けにくいので、自由イオンの発光準位を基にして様々な発光波長の蛍光体を設計することが可能です。現在、当研究室では、光学吸収端が約4.3 eVであるアルカリ土類チオガレートに、上記イオンをドープし、青から赤までの種々の発光を示す蛍光体の作製に成功しています。しかし、基本3原色の内、赤色が、現段階では、実用的強度に達していません。そこで、遷移金属イオンと希土類イオンの二重添加による発光と増強の機構を調査して、発光を総合的に制御することを考えています。まず、上記物質の単結晶を作製し、その基本的物性を明らかにし、添加元素の置換サイトとそれら元素間におけるエネルギー移動機構を光学的および磁気的装置(EPR)を用いて調べようとしています。

・本プロジェクトに関わる過去の報告など
(2) 2012年3月3日 2011年度報告会要旨Download
(1) 2010年度研究報告書Download


・本プロジェクトにおける共同研究者
日高 千晴(Chiharu HIDAKA)
日本大学自然科学研究所 研究員
・専門研究分野
アルカリ土類チオガレートの単結晶作製とその発光特性の研究
・本プロジェクトにおける共同研究内容
同氏と連携し、新規の良質の化合物単結晶を育成し、蛍光体の短・長時間発光の制御を試みると同時に発光機構の解明を目指す。
所属先HP:http://w3p.phys.chs.nihon-u.ac.jp/~takizawa/