永井 均 教授




氏   名 永井均(Nagai Hitoshi)
資   格 教授
専   攻 哲学、倫理学
出 身 地 東京都
論文・著作 〈著作〉
86.9 <私>のメタフィジックス (勁草書房)
91.2 <魂>に対する態度(勁草書房)
95.1 ウィトゲンシュタイン入門(筑摩書房)
95.12 翔太と猫のインサイトの夏休み(ナカニシヤ出版)
96.5 <子ども>のための哲学(講談社)
97.4 ルサンチマンの哲学(河出書房)
97.7 子どものための哲学対話(講談社)
98.2 <私>の存在の比類なさ(勁草書房)
98.5 これがニーチェだ(講談社)
00.2 マンガは哲学する(講談社)
01.6 転校生とブラックジャック
    独在性をめぐるセミナー (岩波書店)
02.1 倫理とは何か(産業図書)
04.10 私・今・そして神ーー開闢の哲学(講談社)
06.11 西田幾多郎ー絶対無とは何か(NHK出版)
学会活動等 日本哲学会、日本倫理学会、日本科学哲学会
コメント  ごく小さい頃、なぜこいつ(永井均のこと)がぼくで、友人のSくんやOくんがぼくではないのか、という疑問を持ちました。少し大きくなった頃、利己性を制限する規範としての道徳の存在に疑問を感じました。これらの問題を考えようとして哲学を学び始めてから、この二つの問題が実は同じ問題であることを発見しました。問題の焦点は、「ぼく」や「己」の捉え方にあるのです。
 しかし、哲学(主として西洋近現代哲学)は、これらの問いに答えようとしてはいるが、探求の方向を誤って、全体としては失敗している、と私は考えています。「私」や「自己」の問題は、それらに時間において対応する「今」や「現在」、さらにそれらから抽象された「現実」という概念と緊密な対応関係を持っています。これらの問いに全く新たな観点からアプローチするのが現在の私の研究課題です。