哲学科
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 講義科目などとは違い、ゼミの主体はみなさん自身です。自分の関心のあるテーマについて調べたり、考えたりしたことを発表し、みんなで議論していきます。哲学の問題は、ものすごくたくさんあります。ちょっと挙げていくだけでも、感性と理性、存在と無、生と死、時間と空間、自由、心身、知識、言語、科学、論理、歴史、社会、愛、ジェンダーなどなど。このゼミでは、自分がおもしろいと思った哲学の問題なら何でも、自由に取り上げてください。もし問題がまだ見つかっていなければ、それを探していきましょう。そして、おもしろそうな問題について小さな発表を積み重ねていき、最終的には、その成果を自分の卒業論文としてまとめるのが理想です。(もちろん、理想からはずれてしまうこともよくあります。)発表や討論を経験することは大切です。その経験は、社会に出てからもきっと役に立つでしょう。自由に楽しくというのが、このゼミのモットーです。三平ゼミ(哲学)古田ゼミ(哲学) 古田ゼミに参加している学生の関心は、経験主義、分析哲学、認識論、言語哲学、心の哲学にあります。経験主義とは、簡単に言うと、認識論的には、観察可能な出来事を出発点として議論を構成し、観察可能な出来事に照らして構成された議論を検証するという手続きを重視する(超越的なものを極力排除しようとする)立場であり、存在論的には、見て触って(その存在を)確認できる事物の存在だけを認めようとする立場です。古田ゼミには、経験主義の精神に共感できる学生が集まり、分析哲学の方法と論理学の道具立てを駆使して、認識論、言語哲学、心の哲学の諸問題を考察しています。年間の行事としては、夏休みのゼミ合宿(例年、軽井沢か山中湖で実施)、冬休みのゼミ合宿(八王子で実施)などがあります。私が関心をもち研究している対象は「知識」です。一般的に、人は、外部世界から多様な情報を獲得しそれらを整理して(ある種のものに関しては一般化・理論化して)記憶していると考えられます。知識とは、簡単に言えば、記憶されている内容のうちで客観的なもの、言い換えれば「正当化された正しい信念」のことです。現代の哲学では、この「正当化された正しい信念」という知識の特徴づけをめぐって様々な議論が展開されています。哲学におけるこのような研究領域は「認識論」と呼ばれ、私は経験主義の立場から知識について研究しています。古田智久(教授)  認識論・言語哲学関心を持っている分野は、主に、論理の哲学や言語哲学です。私たちは日々、推論を行っていますが、推論では論理的な正しさが問題となります。しかし、そもそも「論理的に正しい」とはどういうことなのかは、決して自明ではありません。「論理的に正しい」を哲学的に分析して、論理と論理外のものとの境界線を画定することが研究の課題です。また、言語哲学では、信念や知識、必然性や可能性などを表す言語表現の分析に興味を抱き、その論理と意味論の構築を目指しています。三平正明(准教授) 近現代哲学●8

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