哲学科
13/20

 「哲学って何やるの?」よくそう聞かれます。 わたしも初めはそう思っていました。考えることに重きを置き、自分の問いをみすえる。善悪や生死について考え、より善く生きることを目指す。 講義を受ければ色々な答えが見つかります。色々な答えはありますが、わたしが思うに哲学は「全ての根底に根ざす学問」。政治学だって数学だって音楽だって宗教だってルーツをたどればそこに哲学がある。考えること、それも生死や善悪について考えることは全てのことに共通するテーマだと思うのです。 何をやるにもまず哲学を学んだ先人たちがいました。突き詰めればその先には哲学がありました。 物事の頑丈な土台であり続ける哲学、哲学を学んだことは生涯あなたの土台となり、糧となると思います。 哲学という学問には、現代の他の学問にはない探求の自由さや視点の広さがあります。反面、だからこそ険しい道であるといえるのかもしれません。 授業では先人の思想やものの見方を学ぶことはできます。ですがそれは単なる知識としてであり、問題は先にあります。この材料を使って自分が納得できる「確実」な答えを絶えず求め続けなくてはなりません。それはつらく無謀で、一生かけても答えは手にできないのかもしれません。ですが僕は思索をしている時が楽しいし、大切に思っています。きっとだから哲学が好きなんですよね。 文理学部の哲学科はゼミが必修ではないなど縛りが少なく自由です。なのでじっくり専門分野を深めることも、自分のやりたいことを探すこともできます。哲学科の4年間をどう彩るかは、まさにあなたたち自身に委ねられているのです。哲学科3年木田 高史哲学科3年白髭 彩夏先輩からのメッセージ●12

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です