地理学科
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地理学は、身近な街から日本、世界、地球まで、多くの要素が複雑に関わりあう“地域”が研究対象だからこそ、扱う分野も広範。地理学は、人文・社会・自然科学のあらゆる分野を学べる総合科学です;LOCAL私たちの住む街、日本。長い歴史の中で、その地域ならではの風土や伝統が育まれてきました。日本各地の“なぜ?”を解き明かしていきます。産業の立地や展開について考えよう徳島県の那賀川平野では、かつてはアユ養殖池が概ね平野の全域でみられましたが、オイルショック後は平野中央部への残存集中が進みました。これは、産地間競争の激化で生産費の軽減が必要となり、魚の成長を通して生産費に大きな影響を及ぼす水条件の優劣を反映し、養殖地域の盛衰分化が進行したためです。自然から社会・経済条件まで、総合的かつ生態的に考察する経済地理学ならば、こうした産業の立地や展開等にかかわる謎を解くことができます。土地の成り立ちを知って自然災害に備えよう2015年9月の洪水による鬼怒川の破堤地点を、地理院地図(http://maps.gsi.go.jp)の治水地形分類図(左)に×で示しました。黄色で示された自然堤防には、周囲より標高がやや高いので、水害を少しでも避けるため村落が立地しま弟しかし、砂や粘土などの洪水堆積物から成り立っので\水害が全くないとは言えません(右)。人工堤防と対になる言葉ではなく、沿川では、氾濫の危険が高まったときの避難は重要です)地理学研究の流れ地理学では、まず研究対象とする地域のさまざまな情報を取得します。また、現地におけるフィールドワークで調査を実施します。それにより得られた情報・資料を、GIS(地理情報システム)・リモートセンシングなど最新技術の利用や実験などで分析し、これに考察を加えることで研究成果として提示します。商業  文化人口[地域特性】井村博宣‾【教授輝済地理学、歴史地理学佐藤 浩【准教授】自然災害科学、リモートセンシンク、‾ ■‾-‾‾‾■「ト・∴+ ∃;董観光日気候;こ」        〉  ■▲_一_____ ノ【調査方法】′地図統計㊧観察⑪聞き取りGiS(地理情報システム)⑳アンケートトセンシング   ⑳計測辟観測分析・考察地域の研究成果(地理学の成果)

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