地理学科地理学は、自然と人間の関係について総合的に考察する学問です。その成果は、環境保全、産業立地計画、地域政策、教育などの分野で活用されます。
地理学は、ある“地域”が現在のカタチになっている要因やプロセスについて、「人間と自然のかかわり」から総合的に探り、考える学問です。地域は地形・気候・歴史・文化・経済・社会などの諸要素が互いに関わり合うことで成り立っています。地理学は地域のこうした各要素について詳しく調査し、分析・考察を行い、諸要素の関わりについて考え、複合的・総合的にその特性を見出すことを目指しています。当学科では、“地域”を診断し展望する専門知識を身につけ、地域の情報を収集して分析する技術や問題を解決する能力を養い、それらを現代社会の様々な場面で活かせる人材を育てています。
1.教育研究上の目的
本学科は、「地理学の対象となる広範な分野の講義から幅広い知識を吸収し、あわせて演習や実習・実験を通してそれらの知識を応用する能力を身につけることで、自らの調査・分析にもとづいて現代社会の諸問題を解決できる自主的、実践的な人材」の育成を目指します。
2.教育理念・目標
地理学は、人文・社会・自然科学のあらゆる分野にわたって総合的な見地から資料を収集・分析し、地域固有の実情にも配慮した考察を行って、諸現象に関わる情報を整理して提示するとともに、課題解決に向けた施策への提言を行うことが可能な科学です。したがって地理学を実践するものは、今日、複合的な要因によってもたらされ、地球規模で進行する環境や社会にかかわる諸問題に対して、積極的に取り組み主導的な役割を担うことが出来ます。そこで当学科は、こうした地理学の特性・特長を十分に理解し、その実現に向けて努力・活躍できる人間を育てるために、つぎの教育目標を掲げます。
- 広く自然から人文にわたる諸分野の知識を教授し、知的好奇心を喚起することによって、みずから学び理解する能力を培います。
- 地図や統計などの地理情報とGISを駆使するとともに、資料の収集や観測、実験、聞き取りなどによる現地調査を行い、地域の実態を総合的に分析し問題を解決する実践力を養います。
- 知識力・実践力を活用し、環境保全計画や災害対策、産業立地計画や地域政策、シンクタンク、観光業界、中学・高等学校の教育職などの諸分野で活躍する人材を育成します。
3.アドミッション・ポリシー
文理学部のアドミッション・ポリシーのもと,地理情報を基本として自然地理学や人文・社会地理学の諸分野を柱に,実験や野外実習の技術を学び,世界や日本の地域的な諸課題の解決能力と,地域社会の持続的発展に寄与し貢献する学生を迎え入れます。