化学科について

概要

化学の基礎と実験を重視し、多様な進路に対応。

化学は、合成繊維、プラスチック、医薬品、半導体など、現在の社会にとって欠かすことが出来ない様々な物質を創りだす、夢の多い学問です。また、化学は資源やエネルギー源の枯渇、食料不足、人口問題、環境汚染など21世紀の人類が繁栄してゆくために解決しなければならない諸問題に対して大きな役割を果たす事が期待されています。

化学に対するこのような期待に応えるために、本化学科では広い視野に立って将来の化学および科学技術の発展に貢献できる人材を育成する事に努めています。本化学科では化学の基礎と実験を重視し、有機化学、無機化学、物理化学、生物化学、分析化学、地球化学などの幅広い研究分野を対象として教育・研究を推進しています。

沿革

明治34年(1901) 高等師範科(文理学部の前身)の設置
明治36年(1903) 日本大学と改称
昭和12年(1937) 現在の敷地に大学予科文科世田谷校舎(現在の文理学部1号館)が落成
昭和24年(1949)4月 新学制による大学(第1部)設置、専門部・高等師範部募集停止、世田谷教養部設置文学部(第1部)=宗教学科・社会学科・哲学科・倫理学科・教育学科・心理学科・国文学科・英文学科・史学科 新学制による大学(第2部)設置文学部(第2部)=宗教学科・社会学科・国文学科・英文学科・史学科・人文地理学
昭和33年(1958)1月 文学部に理系の学科を設置し、文理学部と改称

文理学部学科組織
・第1部:哲学科(哲学・宗教学・倫理学各専攻)・史学科・国文学科・中国文学科・英文学科・社会学科・教育学科(教育学・体育学各専攻)・心理学科・地理学科・数学科・物理学科
・第2部:哲学科・史学科・国文学科・英文学科・社会学科・地理学科
昭和33年(1958)9月 化学科設立委員会が発足
昭和37年(1962)3月 応用数学科、化学科設置
教育学科の教育学専攻、体育学専攻をそれぞれ独立の学科とし教育学科、体育学科とする
昭和38年(1963)4月 日本大学文理学部自然科学研究所設置
平成9年(1997)12月 大学院総合基礎科学研究科修士課程設置
平成11年(1999)12月 大学院総合基礎科学研究科博士後期課程設置
平成14年(2002)6月 化学科40周年記念式典挙行。「高校と大学の化学教育を考える」シンポジウム開催
平成21年(2009)5月~
平成26年(2014)3月
私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「構造制御および電子状態制御に基づく新物質の開発」実施(プロジェクトリーダー:小林昭子教授)。総研究費4億8000万円。
平成25年(2013)3月 化学科50周年記念ホームカミングディ挙行。

環境への取り組み

日本大学文理学部実験室廃水処理施設

本実験廃水処理施設は本学部における実験によって生じる廃水を処理する施設です。本学部において実験廃水は汚染度の低い一般廃水と、シアン系、水銀系、重金属系、ハロゲン系有機溶媒、非ハロゲン系有機溶媒系などの濃厚廃水に大別しています。一般廃水は本施設で物理的、化学的生物学的に連続処理されます。処理水は、すべて中水道として再利用しています。 一般廃水以外の濃厚廃水および実験廃液は、業者に委託し処理しています。

学外授業

「理科離れ」が問題になっている昨今、化学科では、大学における化学教育・研究のみならず、高校における出張授業や世田谷区と共催しての小学生向けの理科教室など、学外における化学教育にも力を注いでいます。また国立科学博物館の主催で行われる高校生のための化学実験講座/楽しい化学の実験室の講師として毎年化学科の教員が参加しています。また文理学部の実験室を使って高校生向けの体験授業等も開催しています。