ゼミ紹介

中国語中国文化学科には、3年生の「研究ゼミ」と4年生の「卒業ゼミ」が開講されており、指導教員のもとでそれぞれの専門分野を深く、楽しく(!)学びます。
以下は各ゼミで学ぶ学生からのメッセージです。

青木ゼミ(中国古典・思想)
青木ゼミでは、中国の古典と思想について勉強しています。毎週少しずつでもテキストの購読を担当するように決めていくので、ゼミ以外の勉強もしつつ、ゼミで専門的なことも学べるようになっています。人数も3,4年合わせて約10人なので、授業中も和気あいあいと意見を言い合い、とても充実した時間を過ごしています。
夏休みには毎年、軽井沢や山中湖の日大のセミナーハウスでゼミ合宿を行っています。もちろん強制参加ではありませんが、先生や他の学生と2泊3日で楽しめる貴重な時間です。昼間はみっちり勉強しますが、夜は花火や飲み会もあるのでとても楽しいです。
後期は『水滸伝』を読んでいます。わからないところもありますが、先生は優しく時には厳しく指導をして下さいます。ゼミを通して自分なりのやりたい分野の発見し、成長に繋がります。
2006年度研究ゼミ 岸良子

小浜ゼミ(中国近現代史)
前年度、研究ゼミで従軍慰安婦の問題を中心に調べていくうちに、自分に不足している知識を感じさせられることととなり、もっと知りたい、考えたい、という知的欲求がうまれました。一年間、ゼミの仲間の発表を聞いたり、自分自身が発表をしたりしてゆくうちに、何かを調べるためには、その調べるという行程がどのような方法で行われたかを明らかにすることが重要であると学びました。
例えば、様々な情報に対する見方の変化は、自分にとってとても大きなものだと思っています。得た情報に対して、自分なりの考えを持つというクセがついた上に、その情報が確かなものであるか、ということを多角的視点で考えられるようになりました(今までは、ただ受信しているだけだったと思う)。
卒業論文では、この一年間で得た知識やスキルを生かし、昨年夏にいった北京での体験を踏まえて、もともと好きな中国茶をテーマとして論文を書くことで、文化や歴史への理解を深めてゆきたいです。
2006年度卒業ゼミ 松井孝予

田口ゼミ(中国古典文学)
みなさんは『文選(もんぜん)』をご存知でしょうか?『文選』は、南北朝の梁の皇太子(蕭統)が編纂した、周代から梁までの文書や詩などの名文集です。その後、唐の時代になって、李善という人によって注釈がつけられました。
私たち田口ゼミでは、李善の注釈をもとに、『文選』に収録されている詩文を読み、理解することを目標としています。注釈といっても、その注釈自体を理解するのが難しい場合もあります。その場合は、注釈に記載されている引用文献が何を言っているのかまで考察して、その意味を探るのです。
しかし、このゼミの魅力は、『文選』を読むことだけではありません。先生との雑談や討論も、楽しみの一つです。雑談といっても、ただの雑談ではありません。例えばある日の雑談ですが、「なぜピカソが評価されているのか」という話。ピカソは世界的に有名な画家だが、あなたはピカソのゲルニカの絵を見て、本当にすばらしいと思いますか?「いい絵画とは結局何なのか」。「大衆の賛同を得る絵画」なのか、それとも「技術的に素晴らしい絵画」なのか…みなさんは考えたことがありますか?
これは漢文の勉強ではありませんが、このような雑談タイムは素朴な疑問を発見し、つきつめて考えることを教えてくれます。漢文の力だけでなく、調べる力、考える力を伸ばすにもってこいのゼミです。
2006年度研究ゼミ 佐野円香

舘野ゼミ(中国思想史)
私が所属する舘野ゼミでは、中国の思想や宗教・医学などを幅広い視野から勉強し、それらの現代的な意義まで考えてゆくような取り組みが行われています。昨年度は、前期は舘野先生の『入門「老荘」の思想が面白いほどわかる本』を輪読して、ディスカッションしたり、アメリカ人の中国哲学の先生(注:ニューヨーク州立大学教授、Kurtis Hagen先生)の荀子の認識論についての特別講義を聴いたりしました。
後期は、まず研究題目の決め方を学び、それが決まったら実際に研究に着手し、その後、発表会表を行いました。研究題目は、「道教の歴史・教義について」「中国思想における仁・義の伝統」といった本格派を初めとして、「蘇軾の男色疑惑について」「中国における武具の歴史」「ブルース・リーの武術の思想的背景」といった、少し変わった(?)もの、さらには、「マルキ・ド・サドと中国文学」「人工透析の問題点について中国医学の観点から考える」といった変格派まで、様々なものがありました。しかしそれぞれ真剣に取り組んだ結果の発表でしたので、聞く方にとっても非常に勉強になりました。
2006年度卒業ゼミ 国府田恵

丸山ゼミ(中国古典文学)
ゼミ、というと堅苦しいイメージがあるけど、さて実態はどうでしょう。自分のやりたいことを探す場所、そんなところかな。
わからないなら質問、わかったら発表。ゼミは『わからない』で苦闘する、「たくましい自分」を発見する場所ともいえるンです。やりたいことを模索し、そして、そのやりたいことを授業中にみんなで発表・討論。ゼミの醍醐味は、無い知恵を出しあって核心に迫る共通の時空に…(なんちゃって)。
夏休みの合宿は、楽しい人生の勉強会。
『やばい!』『まずい!』は合宿で解消。大丈夫!「やってなかった」とか「まだ進んでない」のあせりは「あなた」も「わたし」も皆同じ!赤信号、みんなで渡ればこわくない!?
勉強会はみんなで机(というか「ちゃぶ台」)を囲んで、先生のパソコンをテレビ代わりに、モニター授業。親に「遊びで行く合宿じゃないの?」なんて疑われてもご安心。先生のデジカメがしっかり証拠を押さえてる。
夜は文字通り「人生」の勉強会。
車の運転ができなくなる飲み物を片手に、ハートや三つ葉紋様のカードで駆け引き。これも社会勉強。人間の深い心理を読み解く勉強(ということにしましょう)。
お次ぎは小雨の湖畔で花火大会。日ごろの鬱憤をロケット弾でぶっ飛ばせ!
昼もイベントが!
合宿といえば温泉(ただし山中湖研修所は沸かし湯)、温泉といえば卓球!先生に勝てたら豪華商品!ピンポ~ン。
ゼミは人生勉強の場。合宿は「お祭り」。
なんでもやりたいことを見つけて、丸山先生のゼミにみんなでGO!
2006年度研究ゼミ 高井優希

山口ゼミ(中国現代文学)
山口ゼミは現在、4年生5名、3年8名,計14名で構成されています。院生が参加することもあります。専門は近現代中国文学です。前期は最初、魯迅の『藤野先生』と太宰治の『惜別』について話し合いました。次にグループに分かれ、それぞれ1人の作家とその作品について、テーマを設定し、発表、討論をしました。他のゼミ生と意見交換・討論することで、自分では気づかなかった問題点や、解釈がみつけられるので、その作品についてより深く理解することができます。
後期は自分でテーマを見つけ、個人発表をします。先生の「私個人の専門は文学ですが、学生には自分の関心に沿って知的に自立できることを望んでいます」という考えから、それぞれ自分の知りたい事柄について、研究・発表します。
授業の外に、飲み会とたこ焼きパーティーもしてコミュニケーションをはかりました。イベントが目白押しです!3年・4年の仲がよい、一体感のあるゼミです。
2006年度研究ゼミ 伴京次郎

張ゼミ(中国語学)
私たち張ゼミでは、中国語の読み物の訳を発表し、その中で使われている単語の意味や用法を全員で議論しながら、中国語の読解力・理解力を高めています。
同時に、中国語の用法についての一人一人の疑問点や興味のあるポイントを集めて、その説明を執筆し、それをまとめてオリジナルな中国語教科書の作成を進めています。これは二つのグループに分かれてそれぞれ話し合いながら進めていくのですが、自分でも何となくなおざりにしてきた問題点と徹底的に向き合い、解決していくことになります。また、コラムを書いていく中で、日本語と中国語の魅力を発見することができます。
また、一泊二日の合宿や飲み会などを通じて、先輩や仲間、そして先生とより一層親睦を深めています。このように様々に中国語に親しみ、楽しみながら学んでいるのが私たちのゼミです。
2006年度卒業ゼミ 上武舞


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