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持原美香さん

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持原美香さん

「数学」と「情報」、両方学びたい文理学部へ。
現在は大手IT企業で医療系システムのSEとして奮闘中です。

持原美香さん

私はいま、NECソフトでSE(システムエンジニア)をつとめています。NECソフトは、企業や官公庁、病院などの情報システムから、携帯電話に組み込まれるソフトウェアの開発まで幅広く手がけるNECグループのIT企業。社員数は5000名を超える大きな会社です。そのなかで私はいま「医療ソリューション事業部」に所属し、臨床検査システムの開発に携わっています。

出身は「応用数学科(現:情報システム解析学科)」。もともと数学などの理数系科目が好きで、高校時代も理系でした。進路を決める時期になって、これからの社会で求められるものは何かと自分なりに考えたら、やはり「情報」を操れる力ではないかと。それでコンピュータについて学んでみようと思いました。その一方で、好きな「数学」も勉強してみたいという気持ちも……悩んでいたとき、文理学部の応用数学科なら「情報」と「数学」、両方を学べることを知って、それでこの学科を選んだのです。

応用数学科では、3年次からゼミに所属します。そのとき、数学系か情報系かどちらかのゼミに入ることになるのですが、私は情報系のゼミを選びました。その頃から、将来はSEになろうと考えていました。3年生の冬から就職活動を始めて、いろんな会社を訪問しましたね。私が希望していたのは、医療系のシステムの開発。実は私、中学や高校の頃には一時期、薬剤師をめざしていたこともあったんです。世の中の人々の役に立てる仕事がしたいと。

NECソフトを志望したのも、医療系のシステムを手がけていたから。それに、社員をとても大切にしている会社だという印象を受けました。でも、面接で失敗してしまったんです。集団面接だったのですが、私の番の時、緊張でどもってしまって最後まできちんと答えられなくて……きっとダメだろうと思っていたので、内定をいただいたときは本当にうれしかったですね。やりたいことが明確だったので、その点を評価してもらったのかもしれません。

持原美香さん

入社後は、希望通り医療系のシステムを開発する部署に配属になりました。まだまだ入社したばかりで勉強の毎日ですが、それでも自分が関わったシステムがうまく稼動した時は、これがSEの面白さなんだと実感します。先日、結婚もしまして、いまは仕事と家庭を両立する毎日。NECソフトは、結婚されている女性の先輩もたくさん活躍しているので、私も見習ってがんばっていきたい。せっかくいい職場環境に恵まれたのですから、SEという仕事をとことんまで究めていきたいと思っています。

もっと聞きたいことを、持原さんに直撃QUESTION!

Q. ゼミではどんなことを研究していたのですか?
A. 斉藤先生のゼミに所属したのですが、私は「グラフ理論」を用いて電車の乗り換えで最短経路を導き出すシステムを開発することに取り組んでいました。グラフ理論というのは、説明するとちょっと難しいのですが、点と線からなる図形(これをグラフといいます)の性質や構造を探求する学問。このグラフ理論を使って解く有名な問題が「世界地図上で隣り合わせの国が同じ色にならないように塗り分けると、何色必要か?」というもの。答えは、実はたったの4色。本当なんです。面白いでしょう。電車の乗り換え経路も、このグラフ理論の考え方で解いていくのです。
Q. 学生時代はどんなことに打ち込んでいましたか?
A. 自分で言うのもなんですが、授業にはかなり真面目に出席してました(笑)。あとはアルバイトにもけっこう熱心に取り組んでましたね。ファミリーレストランで接客の仕事をずっとやっていました。もともと人見知りする性格だったので、それを克服したいという思いもありました。おかげで、いまではどんな人とも気軽にコミュニケーションできるように。仕事の上でも大いに活きています。
Q. SEの仕事はどんなところがたいへんですか?
A. 学生時代は、自分の好きなように研究していればよかったのですが、社会に出るときちんと自分のスケジュールを管理していかなければならない。決められた時間のなかで、きちんとモノを作り上げていかなければなりません。まだまだ私はそのへんの管理が甘く、ちょっと苦労しています。あとはチームで開発を進めていくので、まわりとのコミュニケーションは大切ですね。自分の世界に閉じこもっていては、仕事はできませんね。
Q. IT業界をめざす後輩のみなさんにアドバイスは?
A. 学生時代に学ぶのは、コンピュータ言語などの基本的なところ。そのベースはいまの仕事に役立っています。いまはその上で応用を学んでいる感じです。ITは絶えず進化していますから、勉強する姿勢は社会に出てからも必要ですね。

持原さんの学生時代の姿をチェック!

持原美香さん

左上は、教育実習の時の写真です。応用数学科では教職の授業も取っていました。その右は、仲のいい友人4人と箱根に旅行した時のスナップ。そして左下は、卒業旅行でヨーロッパをまわった時の思い出の一枚です。右下は卒業式の時の写真です。文理学部で過ごした4年間で、一生付き合っていけるような友人たちとたくさん巡り会えました。私にとってはかけがえないない財産です。

持原美香さん

NECソフト株式会社 持原美香さん

2004年 応用数学科(現 情報システム解析学科)卒業。
NECソフト株式会社に入社し、現在「医療ソリューション事業部」で医療系のシステム開発を担当。2006年1月に結婚し、いまは仕事と家庭を両立して奮闘する毎日。